Microsoftの音声認識アシスタント機能「Cortana」がIPA Technologiesの特許を侵害しているとして2018年から行われてきた裁判で、デラウェア州の連邦陪審は特許侵害を認定し、Microsoftに最大2億4200万ドル(約377億円)の支払いを命じた。
当該特許は、もともとは非営利研究機関として知られるSRIが1999年に取得したもの。
SRIは従業員に積極的な独立を推奨しており、2007年に音声認識技術を扱う「Siri社」が当該特許を持って独立。
会社名がAppleの音声認識アシスタント「Siri」と同じなのは、Appleが2010年にSiri社を買収して技術を導入したため。
その後、当該特許は2016年にIPA Technologiesに売却され、2019年に失効している。
個人的に各PCは「Cortana」や「Copilot」も無効化しているので特に実害はない。
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