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積荷のEVが発火!? EVの不都合な真実が表舞台に


Gettyimages

北海のオランダ沖で、3783台の車を積んだ自動車運搬船フリーマントル・ハイウェイ」が火災を起こした。
その中には498台のEVが含まれており、その1台から発火したと言われている。

EVのバッテリーは何もしなくても突然、発火することがあるという。
一旦火が点くと消火が難しく、しかも非常に高温になる。
これらはテスラ車を始めとした、EV車両の火災現場でも起きていたことである。

8月1日、まだ船が燃えていた最中、早くも国連の下部組織であるIMO(世界海運機関)が、「同様の事故が最近多発しているため、EVの船舶輸送に関する規制強化を検討している」と発表。

更にノルウェーの海運業者が「今後EVは運ばない」と宣言し、「火災が起きることが怖いのではなく、EVの火災は消火できないことが怖いから」と説明した。

上記にもあるように「EVのバッテリーは何もしなくても突然、発火することがある」と言うのであれば、駐車場に止めてあるEVも突然発火する可能性だってある。

ヨーロッパの政治家は、いくらモラルを説いていても、利益がなくなると何か他の理屈を捻り出し、掌を返すように方向転換をすることがよくある。
政治家らしいと言えばそれまでだが。

となれば、ガソリン車および合成燃料車の方が安全で脱炭素についてもEVと比較しても全く問題ない。
むしろEV車を1台作るのに大量の地球温暖化ガスを放出するのだから、今のハイブリッド車を含め、合成燃料車を推進した方が良いだろう。
今後のEVに関する動きは注視したい。

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