「最大水深1~4メートル(モデルによって変動)で最大30分間」
と表記していました。
大々的に宣伝していたこの耐水性能ですが、実は実験室や半導体工場などで使われる「純水」が前提だったのです。
私も半導体業界で設備メンテナンスやSE(システムエンジニア)をしておりましたので、「純水」がどのようなものか承知しています。
簡単に書けば純水とは「不純物を含まないかほとんど含まない、純度の高い水のこと」である。
つまり生活で使用するような不純物が混じっている水道水などもってのほかな状態での試験結果をあたかも生活防水はもちろんのこと、耐水性能が高いと謳っていたのです。
しかも奇妙なことに耐水性能を掲げているにもかかわらず、Appleは修理保証について「液体による損傷は保証対象外」としている。
どの程度のユーザーが認識しているか不明だが、明らかに矛盾している。
この事が原因でAppleは12.5億円の罰金を科せられたわけです。
Appleの体質は昔から変わっていませんね。
詳細は下記記事からご覧ください。