使用しているマザーボードメーカーが示したロードマップ通り、6月中に「AMD AGESA ComboAm4PI 1.0.0.6」が正式リリースされました。
テキストを読むとAGESAの不具合が修正されている模様。
更に大きな項目をピックアップすると・・・
・AMD Ryzen 3000 XTの「Matisse Refresh」CPUサポートを追加
・グラフィックスカード(dGPU、iGPU)がインストールされていない状態でもOSを正常に起動する事が可能
・A-XMPメモリ機能の最適化
他にも幾つかありますが、前回記事の元記事(英語版)を参考にしてください。
もちろんB450とは言え、BIOS容量は十分にあるので機能制限版ではありません。
今まで通り、グラフィカルなBIOSです。
メインマシン用のBIOSは未だリリースされておりませんが、ロードマップが公開されているので何時頃リリースされるかが判明しているので、物凄い安心感があります。
他メーカーの対応までは知りませんが、AMD製品に対して、ここまで前向きにBIOSのロードマップすら公開して、ブレることなくBIOSをリリースしてくれる真摯な対応には感謝しかありません。
取り敢えず、早速サブマシンで使用しているB450マザーのBIOSをアップデートしました。
補足:
先ほどASRockのB450ページを見てみたら、2019年8月以降にリリースしたBIOSは今回の「AMD AGESA ComboAm4PI 1.0.0.6」も含めて、使用するCPUによってBIOS更新は非推奨なんですね。
タイミング的に見て恐らくはBIOSのEEPROMチップの容量が足りなくて、機能制限(対応CPUの切り捨てを含む)が設けられていると思われる。
理由は第3世代Ryzen登場前のBIOSとサイズが変わっていない(機能削減をして第3世代に対応した)からだ。
ASRockでなくて良かった。
※関連情報 AGESAに脆弱性、修正済みFWは既に各マザーボードベンダーへ
AMD AGESA ComboAm4PI 1.0.0.6のBeta版が公開中
BIOS「AMD AGESA Combo-AM4 PI 1.0.0.5」が正式リリース!