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1903付属サンドボックスの制限

1903付属のサンドボックスを色々と調べていたら次のような制限がある事が分かった。

1) Windows10は起動するがライセンス認証はされていない状態で起動するので、OS設定の一部は弄ることが出来ない。

2) .NETのようなWindowsの設定を変更するプログラムのインストールもできない。

3) ホストからゲストOSへのドラッグ&ドロップには対応していない。

この制限から分かる通り、Hyper-V等によるゲストOSの代替品ではないと言う事である。

あくまで簡単なものしか実行する事は出来ないし、クローズすれば全設定は消えるので本当に一時的なものにしか利用できない。

少し前にサンドボックスを利用してパーティション変更ツールのブータブルメディアを作成しようとして失敗した原因がここにあった。

つまり、上記の2)に引っ掛かるのである。

一見、ブータブルメディアの作成に成功しているように見えても肝心の作成キットがインストールされないので実際には失敗する。

サンドボックス上での見た目では作成キットがインストールされているように見えるが、実際にはインストールされていない。

確認のため、仮想マシンにてブータブルメディアを作成してみたら"作成できて当たり前でしょ?"と言わんばかりに普通に作成できてしまった。

しかも途中の作成キットのインストールすら不要であった。

作成したブータブルメディアで起動テストもしてみたが、問題なくソフトが起動した。

ただ起動テストをしただけなので、パーティション変更ツールの使い勝手については別問題である。

機会があった際に試してみようと思う。

とは言っても頻繁に使用するようなソフトではないので、検証はかなり後になると思います。

今回の結果により、サンドボックスの使用は中止とする事を決めた。

※関連情報

仮想マシンとサンドボックスの両立は不可能

使い勝手のいいパーティション変更ツールを探している

1903付属のサンドボックスを試してみた

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