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LINEヤフー、2度目の行政指導へ



無料通信アプリ「LINE」の利用者らの個人情報が不正アクセスで流出した問題で、松本総務相は16日、運営するLINEヤフー社に対し、3月に続いて2度目の行政指導を行う方針を明らかにした。

7月1日までに、より具体的な再発防止策の履行状況や実施計画の報告を求める。

松本氏は閣議後の記者会見で、追加の行政指導について「再発防止に向けた抜本的な見直し及び、対策強化等を加速化させるため」と説明した。

LINEヤフーの報告では「情報流出のきっかけとなった業務委託先とのシステムの完全分離には2年以上かかる」としていて、不十分と判断された。

当然だよね、LINEヤフーへ統合する前の「ヤフー時代」にもNAVER社に顧客情報を提供して2021年に行政指導を受けているのだから。

2021年の行政指導の際にソフトバンクグループが適切にNAVER社とのシステム分離をしていれば問題は起きなかった。

2024年に入ってLINEヤフーに2度の行政指導となるが、2021年の行政指導から3年が経過している。

つまり、3年も期間があったにもかかわらず、親会社であるソフトバンクは対策をしてこなかったと言うのが事実である。

LINEヤフーになってから2度目の行政指導を受けて「取り組みをさらに加速」と説明しているが、2021年の行政指導以降「そもそも対策してこなかった」のだから、とても信じる事は出来ない。

賢い人は「LYPプレミアム(旧Yahoo!プレミアム)」と「LINE」の連携をしていない。
連携したら最後、Yahoo!Japanに登録してある情報まで芋づる式に情報漏えいがありうるからだ。

LINEヤフーおよび親会社であるソフトバンクに危機感が無さすぎる事が問題である。

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