Googleは2023年3月のGoogle Pixelアップデートにおいて、スクリーンショットエディタであるMarkupに編集前の画像データが残っている脆弱性があるとし修正を行った。
問題は既に修正されていることから、該当する製品を使用している場合はアップデートを適用することが望まれる。
この脆弱性の影響により、オリジナルの画像が残ったままの編集後の画像がさまざまな場面で使われている可能性あり、それらデータがどの程度の影響をもたらすことになるかは把握できない状況にある。
該当する製品を利用しており、かつ、該当する機能を使って個人情報などのマスク処理を行ったことがある場合、編集後の画像データを外部のサービスにアップロードしてしないかを確認する必要がある。
身に覚えのあるユーザーは確認した方が良いだろう。
とは言え、一度ネット上にアップされた画像は拡散され、事実上ネットからの完全消去が出来ないのが現実。
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Google Pixel、スクショエディタに編集前画像データが残っている脆弱性