今まで悩んできたが、Acronisの最新リリース情報(2021.03.11版)を確認したら以下のバグがある事が判明した。
簡単に抜粋します。
■不具合内容(最新版で修正済み) ・Linux ベースのブータブルメディア下で、新たに作成したフォルダへのバックアップが、メディアが再起動されるまで失敗する。 ・クラウドへのファイルとフォルダのバックアップが、バックアップ中に USB ドライブが排出された場合に、自動的に再開せず開始できない。 ・特定の環境において、Acronis True Image のインストールが 10 % で異常停止する。 ・クラウドバックアップに対してクリーンアップ設定の変更を試みると、その設定がデフォルトにリセットされる。 ・保護の一時停止が終わった後、保護の更新をダウンロードするための設定が復元されない。
修正されたとはいえ、致命的ではないですか。
過去のリリースを見ても上記不具合は「既知の不具合」として書かれていなかった。 それは非常に問題なのでは?
■修正されていない不具合(既知の問題と制限) ・ [バージョンチェーン] バックアップスキームでは、2回目のバックアップの起動時に完全バックアップではなく差分バックアップが作成される。 ・USB ドライブが処理中に切断された場合、Acronis Cloud からの USB ドライブバックアップのリカバリに対するエラーメッセージが表示されない。 ・ダウンロードしたマルウェアファイルを「Failed to add to quarantine(検疫に追加できませんでした)」というエラーで検疫できない。 ・チェーンの以前のバックアップの一部が Windows エクスプローラーから削除された場合、完全バックアップのバックアップ検証が失敗する。 ・マップされたネットワークドライブでの完全なウイルス対策スキャン中に検出されたファイルを検疫できない。
こちらも上の2つは早々に解決して頂きたいものです。
仮にAcronisを使用するとしても運用の変更が必要になるな。
特に「2回目のバックアップの起動時に完全バックアップではなく差分バックアップが作成される」とは痛い。
毎回、完全バックアップになってもらわないと非常に困る。
発売からかなりの時間が経過して、ようやくここまで来ましたか。
2020年版と2021版の過去のリリースも見たけど、ベータ版なのではと思うくらいの出来です。
不具合が多すぎて、とても大手が商品として売れるレベルではないです。
Acronisの最新版も再検証してみる必要があるようですね。
ただ毎回HDDを壊されているので、あまり実行したくはないのですが・・・(苦笑)
※関連情報 「KB4601319」の適用により、バックアップで問題が発生するらしい