知人が使用しているとの事だったので、少し触らせてもらった。
結論を書くと「Adobeの開発方針って昔から変わって無いのな」でした。
どういうことかと言うと、ハードウェアは飛躍的に進歩して性能の向上が著しいのに、「Photoshop CC」を起動すると動作が物凄く重いのだ。
ハードウェアの性能向上に頼った開発方法で、プログラムの最適化(軽量化)が全く出来ていないのだ。
機能追加は良いけど、使わない機能が多すぎるし、何よりも最新のハードウェア(メインストリームの上位CPU)でも動作が重いって致命的ですよ。
それと他の方も書いていますけど、未だにAdobe系はMulti-threadの効きが良くないようです。 建前としては「Adobe系はユーザー数の多い4C/8Tに最適化している」と言う事らしい。
今どき4C/8Tなんてエントリー向けであり、もはや主力は8C/16Tに移行しています。
Ryzenの登場でメインストリームでさえ16C/32Tの時代です。 サーバー向けではなく、ハイエンド用の「Ryzen Threadripper」なんて64C/128Tですよ。
Intelでさえ、AMDに追随して最近はメニーコア製品を投入しています。
このことからも分かるように、Adobe製品はここ数年のメニーコアCPU(最新アーキテクチャのCPU)に対応出来ていないと言う事になります。
もうAdobeの怠慢でしかないですね。
なので持っていたら面白そうだけど、パフォーマンス面からみてもPhotoshopは要らないな。
しかも買取型ではなくなってしまったから余計に欲しくない。
安価な製品として「Photoshop Elements」があるけど、UIが嫌いで使い難いんだよね。
「Photoshop Elements」のUIを「Photoshop」と同様のUIにしてくれたら購入を考えるのだけれど。
・・・。 なんか調べてみたら「Photoshop Elements」でも「エキスパートモード」だとレイヤー等が使える様子。 体験版を使って試してみるかな。