またですか、普段ですら脆弱性の多い「Google Chrome」だが、先週脆弱性を修正したのに今度は別の深刻度最大「Critical」の脆弱性ですよ。
今回は以下の5件の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなる。
・CVE-2024-7532:Out of bounds memory access in ANGLE(Critical)
・CVE-2024-7533:Use after free in Sharing(High)
・CVE-2024-7550:Type Confusion in V8(High)
・CVE-2024-7534:Heap buffer overflow in Layout(High)
・CVE-2024-7535:Inappropriate implementation in V8(High)
・CVE-2024-7536:Use after free in WebAudio(High)
世界の皆さん、よくこんなに脆弱性の多い「Google Chrome」なんて使う気になりますね。
その支配力が大きいからSafariやFirefoxを除けば「Google Chrome」のコピー(Chromiumベース)ブラウザばかりになってしまっている。
そしてChromiumベースブラウザはGoogleが修正を完了してから作業に入る為か、Edge(Chromiumベース)でも最短で二日程度はアップデートまでに時間が掛かる。
本件に関しては、本当にEUに介入してもらいたい。
※関連情報
先週に続き「Google Chrome」で深刻度「Critical」の脆弱性が修正、できるだけ早い更新を