デバイスに対しハードウェア的なセキュリティ機能を提供するTPM 2.0モジュールライブラリに脆弱性が見つかった。
この脆弱性を悪用すると、サービス拒否またはTPMコンテキストで任意のコードを実行したり、TPMに保存されている機密データにアクセスしたりできるようになる。
TPM 2.0を策定したTrusted Computing Groupは既にこの問題をエラッタとして認識しており、更新プログラムを提供することで脆弱性に対処する模様。
早急なアップデートを求める。
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