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AMD製CPU(Zen 2)に脆弱性:修正は2023年10月以降


AMD製CPU(Zen 2アーキテクチャ)に攻撃者がデータを読み取れる脆弱性「Zenbleed(CVE-2023-20593)」が存在することが明らかになった。

深刻性は「中」とされており、BIOSアップデートを通したAGESAファームウェアの更新で対処する。

【シリーズ毎の提供時期】

シリーズ ファームウェア 公開目標
Ryzen 3000 ComboAM4v2PI_1.2.0.C 2023年12月
Ryzen 3000 ComboAM4PI_1.0.0.C 2023年12月
Ryzen 4000 ComboAM4v2PI_1.2.0.C 2023年12月
Threadripper PRO 3000 CastlePeakPI-SP3r3 1.0.0.A 2023年10月
Threadripper PRO 3000WX CastlePeakWSPI-sWRX8 1.0.0.C 2023年11月
Threadripper PRO 3000WX ChagallWSPI-sWRX8 1.0.0.7 2023年12月
Ryzen 4000(mobile) RenoirPI-FP6_1.0.0.D 2023年11月
Ryzen 5000(mobile) CezannePI-FP6_1.0.1.0 2023年12月
Ryzen 7020(mobile) MendocinoPI-FT6_1.0.0.6 2023年12月


個人的にはサブマシンと子供用自作PCRyzen 7 PRO 4750G , Ryzen 5 3400G)が該当する。
この2台に個人を特定できる情報は保存していない。

更に個人情報の入ったメインマシンはRyzen 9 5900X(Zen 3)で対象外なので影響はほぼ無い。

※関連情報
Zen 2コアに脆弱性。修正は2023年10月以降

AMD製CPUにデータを盗み取られる脆弱性「Zenbleed」が存在することが判明、仮想マシンやコンテナも関係なくデータ窃取可能

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