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メルセデスベンツ、正規ディーラー8000人解雇の危機!


PHOTO:IKENOUCHI Midori

昨日のエントリに引き続き、メルセデス・ベンツのお話です。

ディーラーについてはどこも同じだと思いますが、外観は同じでもメーカー直営の正規ディーラーと一般の自動車販売店がディーラー権を獲得して運営している場合がある。

じつは今、ドイツ国内の正規直営ディーラー全80店舗を民間企業へ売却する案が出ている。

それによって、メルセデスの正社員として正規直営ディーラーで働いている8000人もの方々が、職を失う可能性も出てきた。

リコール自体悪いことではないが、数の多さが目立って増加してきている模様。

果たしてどうなることやら。

※関連情報
「メルセデス・ベンツ」ドイツ国内のディーラー網が大混乱!? リコールへの対応もあり現場は騒然です【みどり独乙通信】

メルセデスベンツ日本、景品表示法違反で課徴金12億円!

メルセデスベンツ日本、景品表示法違反で課徴金12億円!



消費者庁は2024年3月12日、本来ならオプションとして別途費用がかかる装備を「標準装備」としてカタログ上に表記したとして、メルセデスベンツ日本に景品表示法違反(優良誤認)による課徴金12億3097万円の納付を命じた。

メルセデスベンツ日本、カタログ装備と違うクルマが届いたのを受け、ユーザーをだますような商談をして高いオプションを付けさせていた。

しかもメルセデスは素直に不正を認めなかった模様。

課徴金の金額は不正で得た利益の3%分。
過去最高額の12億円という課徴金額を見ればその酷さが分かるかと思います。

減額措置もあって『景品表示法に基づく課徴金納付命令』は消費者に不正した金額分の返金をすればその分だけ課徴金は減額される。

そもそも内容が酷いよね。
『オプションとして別途費用がかかる装備を「標準装備」としてカタログ上に表記』ですから。
だからこそ消費者庁が動いたわけなので。

今回はメルセデスベンツ日本が起こした不正だが、本国を含めてメルセデスベンツというブランドは失墜するだろう。

※関連情報
えぇぇ、ちょっと酷すぎじゃない?? 別途費用がかかる装備を「標準装備」と表記! 今後はどうなる?

マルチ商法で有名なアムウェイ、会員に逮捕者も


©時事通信社

アムウェイは1959年にアメリカで創業された、日用品などを販売するMLMマルチレベルマーケティング連鎖販売取引)の会社。

連鎖販売取引とは分かりやすく書けば「マルチ商法」と言う事。

アムウェイは過去(2022年10月14日)に、消費者庁から日本アムウェイに対して6か月の一部取引停止命令を出されている。

私も実際「知り合いがアムウェイの会員」であり、入会しなかったが勧誘を受けたことがある。

しかも社会人になりたての頃に1度、更には10年以上の時を経て別の知り合いから2回目の勧誘。

1度目の勧誘時に非常に嫌な思いをし、社会人として仕事に従事するうえで人間として様々な経験を積んでいたから、2度目はかなり冷静に対応できたけど。
勿論、ハッキリ断ったよ。

2回目なんて目的を知らされずに、相手の自宅に呼ばれ、行ってみたらアムウェイの勧誘だった。
これ、かなり危ないやり方なんですけど。

勧誘マニュアルでもあるんだろうね。
10年以上の期間があるのに、勧誘方法が全く同じでウンザリした経緯がある。

しかも今回は逮捕者まで出ている。

※関連情報
日本アムウェイに6カ月の一部取引停止命令 消費者庁

「アムウェイは“違法な企業”ではない」と言うけれど…ナゾの企業「アムウェイ」から逮捕者が出た理由とは?

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