ホンダ「シビック」のパドルシフト
AT車やCVT車の一部で装備されている「パドルシフト」は、あまり使われないスイッチのひとつだが、長い下り坂などでフェード現象を発生させない為にはあった方が良い。
下記メディア記事上では以下のように記述がある。
「普段あまり運転をしない人にとって、走行中にハンドルから片手を放して、シフトレバーで「2」や「B」へ操作するのは、なかなかハードルが高いものであり、パドルシフトを活用すると良い」
これに関しては、言葉が足りないと感じる。
最新の上級グレードであれば、パドルシフトで操作した際に「オートブリッピング機能」が働くので問題ないが、非搭載車であれば下手にバトルシフトでの操作は控えた方が良い。
パドルシフトで無理にシフトダウンすればエンジンやミッションを壊すことになるからである。
そもそもシフトレバーで「2」や「B」レンジへ操作するのは、そんなにハードル高いか?
「普段あまり運転をしない人」と言うよりは、「AT車しか運転した事が無いユーザー」と訂正した方が良いのでは?
どこかの記事にも書いてあったが、教習所の訓練課程で「ATでも半クラッチ出来ますよ」というユーザーが居るらしい。
読み進めていくと「半クラッチ」の意味を間違えて解釈していたようだ。
思わず呆れたよ。
個人的にはタイプRを乗り継いで、走行距離数も20万km以上走行していた。
マニュアル車の癖が残っているのでAT車に乗っても自然と左手はシフトレバーを操作可能である。
AT車に乗っていても1か月に60km程度しか乗らないが、普段使いでも積極的にシフトレバーの操作とパドルシフト操作を併用している。
当然ながら、ちょい乗りの多い運転の仕方に合わせ、点検は常にシビアコンディションとなる。
更に、疑問や交換した方が良いパーツ類などは早期に懇意にしているホンダディーラー2店舗のサービスエンジニアと意見交換し、適宜交換しながら大事に乗っている。
半クラッチの意味を履き違えていた記事を見つけたので、併せて以下にリンクを掲載しておく。
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