当時283万の硬派モデルFD2型シビックタイプRが凄かった



メディア記事はワンメイクレース用の物を題材にしているが、ここでは今の「GK5フィットRS」に乗り換える前に乗っていた2010年後期型最終モデルの「FD2型シビックタイプR」に関して語ろう。

因みに「FD2型シビックタイプR」の前はDC2型インテグラタイプR(96 Spec.R)に乗っていた。詳細は以前のエントリで。


DC2型インテグラタイプR(96 Spec.R) [拡大画像]


頭文字Dに登場する某峠に遠征してパシャリ [拡大画像]

インテRで色々とチューニングの勉強も兼ねて色々と勉強したお陰で、2010年後期型最終モデルの「FD2型シビックタイプR」の購入時は購入前にエアロやマフラーなども含め、納車時に無限仕様となるように全て揃えてから納車してもらった。

その関係上、純正マフラーでの音の響き方や排気効率などは体感していないので、一切知らない。

ブレーキパッドは無限製(Type-S)に変更したし、タイヤは最初からPOTENZA S001だった。詳細は以前のエントリで。



後期最終モデルFD2型シビックタイプR 無限仕様 [拡大画像]



一番好きな部分 [拡大画像]

「FD2型シビックタイプR」を購入する際も通常のタイプRでさえも硬派過ぎて、営業やメカニックが心配しており、何度も本当に良いのか尋ねられたくらいである。

ボディ剛性が途轍もなく高かったので、補強の必要性は皆無だった。

独身だった頃に更なる補強を求めてバックプレートを装着した事があるが、とてもではないがサーキットならともかく、日常使いでは逆に乗りにくくなってしまい短期間で取り外した。

その後、ECUのショップチューニングも行っている。

自分一人の時は全く問題なかったが、その後に結婚し、子供も生まれた。

流石にノーマルサスだと硬すぎて赤ちゃんに良くないと言う事で、生まれる直前にモデューロの減衰力調整式サスキットに変更した。

ただ減衰力を最弱にしても、ちょっとした凹凸で敏感に反応するので、赤ちゃんにとっては必要以上に硬いのだが・・・。

だが、そんな車でも子供は「すやすやと眠っていた」ので、安全第一で運転。

とは言え、フロントの減衰力は「2」、リアは最弱の「1」として普段使いしていた。

ここまで書けば分かるように、あの「FD2型シビックタイプR」を要はファミリーカーとして利用していたのである。

当時を知るものやディーラーでは話のネタにすらなっていたが(笑)

この時は子供(1歳くらいから)の遊び場の一つにディーラーが入っており、頻繁に遊びとチューニングや乗り心地等の意見交換を行っていた。

つまり当時のディーラースタッフは子供の成長をずっと見てきている。

遠方への引っ越しが決まった際はCAの女性から呼び出しをくらい、正式に挨拶に行ってきたのも今はいい思い出。

念のために書いておくが、ディーラーのサービスマネージャー曰く、「FD2型シビックタイプR」は決してファミリーカーではなく、あくまで個人的な事情でファミリーカーとして利用していただけで特殊な事例です」との事。

その影響を多分に受けたのが、生まれた子供である。

無限エアロで統一した見た目のカッコよさは勿論、マフラーも無限製で出口径は110Φである。

子供は無限リアアンダースポイラーと特にマフラーを良く見ていた。

車両全体として上手くまとめられたし、全体的な満足度は一番高い。

今までの車歴の中で「FD2型シビックタイプR」が一番好きな車だったのは間違いない。

私は8年経過後に手放すことになったが、確か諸手続きの費用を抜いて手元に235万残ったのは今でも覚えている。

現状でも値崩れしておらず、200万ほどするらしいが、再び購入するつもりは全くない。

懐かしい事を思い出させてくれる良いメディア記事だった。

そして今のホンダディーラーでもコネクションを作り、基本的な部分は全て対応してもらっているが、「申し訳ありませんが、ウチでは対応は出来ません」となった場合は、筋を通すためにサービスマネージャーの許可を貰ってから、引っ越し前の地元のディーラーに相談して対応してもらっている。

人脈は必要不可欠なものです。

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