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有名メーラーの一つである「Mozilla Thunderbird(以降TB)」を137系へと移行しました。
今回は「TB128」から「TB137」へのアップデートとなります。
これは大規模なメジャーアップデートとなりますので、通常の自動アップデートではTB128系のままとなります。
つまり、公式サイトから最新版(今回の場合はTB137)をダウンロードして、実行する必要があります。
Thunderbird — 受信トレイを身軽に。 — Thunderbird
https://www.thunderbird.net/ja/
公式サイト中央に配置されている「Download」をクリックすれば、最新版がダウンロードできます。
具体的なバージョンとしては、「TB128.9.2」から「TB137.0.2」への移行となりました。
因みにUIに関しては今までと変わらないので、違和感なく利用可能です。
私がThunderbirdを利用するうえで必須の拡張機能である「ReplyWithHeader」がある。
ReplyWithHeader v3.0.0は、Web Extensionモデルを使用して機能性を向上させ、ゼロから完全に書き直されている。
ThunderbirdがWeb Extensionモデルを採用している限りは、ReplyWithHeaderも安心して使えると言う意味である。
この対応があったため、以前ようにRWHの拡張機能開発者への直接依頼とテストによるフィードバックは暫くしなくて済みそうだ。
以前のエントリでも触れたが、TB132.0.1のリリース当初、TB132系はベータ版と同じ品質であり、移行が現実的ではなかった。
仮想環境にて「TB132.0.1」「ReplyWithHeader(RWH)v3.3.0」が説明通りに既に対応を完了している事を確認していたから安心して移行できた。
今まで更新を待っていたのは、TB132系のベータ版ではなく、正式リリースと更にはThunderbirdが安定するのを待っていたからである。
更に直近では有償版の「Thunderbird Pro」のリリースが予定されている。
Thunderbird email is going pro to better compete with Gmail |The Verge
https://www.theverge.com/news/642228/thunderbird-pro-thundermail-email-service
そして「Thundermail」(電子メール)も発表された。
「Thunderbird Pro」や「Thundermail」(電子メール)の発表も全てはGmailに勝つ為である。
私は仕事柄「Thunderbird v0.9」の頃からテストを重ね、v1.0を経てv2.0に到達した際に職場の上司の許可を得て、テストケースとして実環境で運用を開始した経緯がある。
その時点で自宅でもThunderbird v2.0系に完全移行した。
Thunderbirdさえあれば、メーラーに関しての不安は解消されます。
更に言えば、最近のトレンドとなっているWebサービス(サーバーサイド管理型)への一元化をしなくて済む。
アクセスが一元化されたらオフラインで確認できませんからね。
その点でもThunderbirdは最適です。
興味を持たれた方は、是非ともThunderbirdへの移行をお勧めします。
※関連情報
Thunderbird — 受信トレイを身軽に。 — Thunderbird (公式サイト)
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