アメリカ消費者製品安全委員会(CPSC)は2021年7月に、Amazonに対し「たとえサードパーティー販売者が取り扱っている製品であってもAmazonには消費者に重傷や死亡の危険をもたらす製品を回収する法的責任がある」として行政訴訟を提起。
Amazon is fighting the government’s efforts to get it to recall hazardous products | The Verge
https://www.theverge.com/news/631435/amazon-cpsc-lawsuit-recall-third-party-products
以前、Amazonマーケットプレイスの取り扱い商品について、「販売を許可しているAmazonにも責任はあるのではないのか?」と問い合わせた事がある。
Amazonからの回答は「マーケットプレイス商品に関しては関与しない」との事だった。
プラットフォームを提供し、マーケットプレイスでの販売を推奨しているにもかかわらずである。
その様な折、今回の記事を見てアメリカ消費者製品安全委員会の判断は拡大解釈でも何でもなく、至極当然の事と感じた次第。
ハッキリ申し上げて、マーケットプレイスでの高額転売や、定期的に行われているAmazonセールについても直前に値上げしておき、セール時に安く見せる見せかけのセールに辟易している。
Prime会員ではあるが、Amazonのセールは気にせず、欲しい商品がある際は信頼のおける各種ECサイトから価格の安い商品を選択して購入している。
※関連情報
Amazonが消費者当局の「マーケットプレイスで第三者が販売した製品のリコールについてもAmazonに責任がある」との判断に対し「法律の拡大解釈」と反論し訴訟を提起
Radeon RX 9070XT:販売開始日からAmazonで高額転売
AmazonでRyzen 7 9800X3Dの新品を注文、偽装品が届く