現在NVIDIA製GPU「RTX 50シリーズ(Bkackwell)」で発生中の不具合である「ブラックスクリーン問題」が、3000番台および2000番台の旧世代モデルでも発生の報告が寄せられた。
報告相次ぐブラックスクリーン問題、対象拡大の一途で解決の目途見えず。
NVIDIAは原因を調査中で、対応には時間が掛かるとの事。
最新の572番台ドライバーの配信以降顕在化しているNVIDIA製GPUでの「ブラックスクリーン」問題ですが、テック系メディアの「DARK SIDE OF THE GAMING」は3000番台および2000番台の旧世代モデルでも再現性のある形での発生を報告している。
報告によれば「RTX 3080」で『アサシン クリード シャドウズ』のベンチマーク中に発生、GPUのファン速度が最大となりモニターはシグナルを喪失しハードリセットを余儀なくされた模様。
更に2000番台の旧世代モデルでも再現性のある形で発生。
NVIDIA Drivers crashing and rebooting my PC ever since 572.XXX releases
一連のブラックスクリーン問題は高負荷時といった特定の状況ではなく、起動時やゲーム中、あるいはアイドル時など様々な状況下で発生している。
NVIDIA製GPUのブラックスクリーン問題は広範囲に影響しており、ユーザーの不安は募る一方。
ここでAMDがRadeon RX 9070シリーズおよび、下位モデル9060シリーズ等を十分な量供給できれば競争が生まれ、どちらのユーザーにも恩恵が与えられる。
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