そもそもコメは足りてない。確実に生産量が足りてない。
『もうコメは作らないでいい、田んぼは潰しましょう』と、米農家は赤字で苦しんでいても放置されてきた経緯がある。
生産が減りすぎていたところに猛暑で米不足は致命的な状態。
実質は、もう前倒しで2024年産が使われて、2025年産の買い付けの約束までできている。
繰り返し市場が『コメがもうないんだ』と言っているわけで、流通業者が隠している訳ではない。
政府は米不足を認めて、それに対する対策をやらない限り、本質的には問題は解決しない。
では何故、政府は米不足を認めないのか。
政府とすれば自分たちがやってきた、コメは余っているから作らなくてもいいと言って放置してきた政策の判断ミスを認めたくないからである。
つまり、ここでも政府の“ツマラナイ”プライドが邪魔をしているのである。
認めるわけにはいかないので、『コメは足りている余っている』と言い続けた農水省の壮大な嘘がある。
自民党で培われてきた厄介な慣例を破れず、消費者や生産農家の事を放置してきたツケである。
政府は直ぐにでも米不足を認めるべき。
追記:2025.03.14
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