大手クレジットカード会社の株式会社ジェーシービー(以下、JCB)が発行する『JCBカード』。
同社が定める“JCB会員規約”の改定が物議を醸している。
この規約の中に「クレジットカード会社に登録した電話番号・メールアドレスといった個人情報が、第三者に提供される。」とある。
改訂理由はフィッシング対策の為らしい。
そんなもの、メールが届いた時点で、届いたメールではなく専用サイトから確認するので、全く問題はない。
改定の実施は既に2月28日から適用されている。
更に案内では・・・
《2025年2月28日(金)以降、同意ボタン等の押下により、MyJCB利用者規定に同意された会員の方に関する以下の情報を、JCBが元の情報に復元できない加工(ハッシュ化)を行い、以下の利用目的のために広告事業者等へ提供します》
とあるが、その様な同意ボタンは現時点で見つからない。
直ぐにJCBのカスタマーサービスに連絡して、オプトアウト(第三者への提供を拒否)する旨を伝えたところ、電話対応で第三者への情報提供をしない為の手続きが完了した。
本当にオプトアウト出来たのか、不安は残るが・・・。
Visa/Mastercard決済停止が相次ぐ中で、JCBの今回の規約改定は本当に改悪でしかない。
※関連情報
株式会社ジェーシービー『JCBカード』が規約“改定”で「個人情報が第三者に」改悪の理由を同社に直撃