Nintendo Switch後継機、NVIDIA DLSS活用でも1080pすら苦しい?


Image:Milton Buzon/Shutterstock.com

Nintendo Switch後継機(以下「スイッチ2」)は、現行モデルの成功を引き継ぐべく、携帯ゲーム機と据え置き機のハイブリッドになると見られている。

そこでカギとなるのが、グラフィックの見かけを底上げするNVIDIA DLSS(超解像技術)アップスケーリング。

但し、最も負荷の高いタイトルでは携帯モードと据え置きモードでそれぞれ1080p(1920×1080)と4K(3840×2160)解像度には及ばない可能性があると指摘されている。

ゲーム映像の分析で知られる専門家集団Digital Foundryはポッドキャスト番組の最新回で、スイッチ2の解像度につき興味深い見解を示している。

現行のPC用NVIDIA DLSSを基準に考えると、出力解像度が高くなるほど負荷も大きくなるため、携帯モードでは720pまたは900p(1600×900)になる可能性が高いとのこと。

一般論としては、PS4Xbox Oneタイトルの移植版では携帯モードが900p/1080p、据え置きモードでは1440p(2560×1440)が期待できるという。

現行スイッチは、携帯モードが720p、据え置きモードが最大1080pであり、いずれも精彩になることは確かだろう。

ただし高解像度の現世代タイトルを動かす場合は、スイッチ2は明らかに苦戦を強いられるだろう。

サードパーティの開発者は出力解像度とグラフィック設定(高フレームレートや視覚効果など)のバランスを取らねばならず、携帯モードでは720p以下となり、据え置きモードでもさほど高い解像度にならないと予想されている。

これらの分析は、あくまでPC版のNVIDIA DLSSを前提としている。
もしもスイッチ2専用にカスタマイズされていた場合、事情は劇的に変わる可能性もある。

例えば、『No Man’s Sky』のスイッチ移植版は、アップデートの際にAMD FSR 2の軽量版が使われ、見違えるほど改善されていた。



やはりここで登場してきましたか、AMD超解像技術であるFSR 2。

AMD超解像技術である「FSR」はAMDGPUだけでなく、他社製GPUNVIDIAIntel等)でも動作するように作られている。

その恩恵を受けなければNVIDIAGPUでDLSSを利用したところで大した事は無いと言う事。

逆にNVIDIAは自分たちの利益に直結するからDLSSシリーズを他社製GPUで動作するようには作られていない。

果たしてどうなる事やら。

因みに我が家では子供の為にSwitch専用の24インチ1080pゲーミングモニターを設置しています。

頼まれたからではなく、自分が勝手に構築したのですが、当時は子供が大喜びしてました。

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