米NVIDIAは、次世代GPU(画像処理半導体)「Blackwell」を巡り、過熱の問題のためここ数カ月にサプライヤーに対してサーバーラックの設計変更を要請しており、投入遅延の懸念が生じている。
Blackwellのサーバーラックの設計変更要請は、生産工程の後期に入る中で行われたと、テクノロジーニュースサイトのジ・インフォメーションは報道。
どうやら「新しい“Blackwell GPU”は古いサーバーラックで使用すると過熱する問題がある」とのこと。
NVIDIAは本件の投入遅延について顧客に通知していないという。
NVIDIAの広報担当はインフォメーションの取材に対し、コメントを控えた。
NVIDIAの肝入りで投入される予定のBlackwellだが、遅延情報を肝心のサプライヤーへ通知していないのは良くないなぁ。
※関連情報
エヌビディア、次世代チップのサーバーラック設計に問題-報道
【速報】Nvidia(NVDA)の「Blackwell」AIチップ:第3四半期決算発表前に悪材料浮上!