福岡厚労相
10月28日からマイナ保険証とマイナンバーカードの連係登録解除手続きが始まった。
ここで言う連係解除とは、マイナンバーカードにひも付けた健康保険証の情報を解除することである。
どうやら厚労省の方は「マイナ保険証の登録解除申請開始とともに、なぜ直ぐに連係解除するのか」が、分からないらしい。
理由は簡単。
任意取得だったマイナ保険証をポイントで釣り、連携するユーザーが十分に増えたところで、河野太郎氏と政府が憲法違反を冒してまでマイナ保険証への一本化を義務化したからである。
国民を裏切る、その政府のやり方が気に入らない事が一つ。
更には増税メガネと言われた方が、国会決議を開くと面倒なことになる(また増税と言われることを嫌った)という理由で、少子化対策の増税案を健康保険証に上乗せしてしまったからである。
やはり政府と国民との感覚のズレに気付かないようだ。
以前も書いたが私は「マイナ保険証の連係解除」開始日に速攻で解除手続きを申請した。
直近で担当者に「マイナ保険証の連係解除申請をしたが、資格確認証へ移行となった際に有効期限が近づいたら、毎回手続きをする必要があるのか」という事を聞いてきた。
すると連係解除申請をしておけば、あとは資格確認証の期限が切れる前に新しい資格確認証が届く流れになるので、再申請の必要はないとのこと。
つまりは健康保険証と同じ扱いになる模様。
それなら「現行の保険証を残す」で済む話なのでは? と感じた次第。
現在もシステムに課題が山積しているうえ、改善の見込みもない。
会計監査院からも「税金と時間の無駄遣い」と指摘されている。
世界に於いて、保険証をマイナンバーカードと連携させるとしているのは日本のみである。
今後も連係解除は増加するだろう。
と言うか、私が連係解除申請をした際に「資格確認証が届くまでに最低でも二か月は要する」と言われたのは先日のエントリで書いた通り。
マイナポイントを取得した方は、2025年の7月頃にマイナ保険証の有効期限が切れる。
今のうちに連係解除の申請をしておかないと、突然使えなくなり現場での大混乱が発生する。
実家の母も認識不足だったようなので、丁寧に説明して現在持っている健康保険証の詳細を教えてもらった。
なので、どこで解除すればいいのかを含めてアドバイスし、マイナ保険証を使わないで済むように連係解除をしてもらう予定。
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