Googleのチップで開発(画像提供/Apple)
Appleが公開した研究論文によれば、Apple Intelligenceの開発にはTensorの一種である「TPUv5p」チップが2048個、サーバーAIモデルの開発には「TPUv4」チップが8192個使用されたとのこと。
TensorとはGoogleのクラウドサービスとして提供されているものである。
Apple曰く、Tensorによって大規模で高度なAIモデルを効率的にトレーニングできるようになったとのこと。
何故、自社チップを採用しないのか。
理由は簡単で単純にAIの競争に出遅れたから。
ただAppleもAIには対応しなくてはならない状況になったので、他社の力を借りている。
「GPT-4o」やGoogleの「Tensorクラウドサービス」である。
Tensorクラウドサービスを利用して、自社で「Apple Intelligence」を作り上げた。
これでだいぶAIに関する遅れを取り戻せたのではないだろうか。
その際にブランディングとして作られた言葉が「Apple Intelligence」(略してAI)となる訳である。
実際、「iPhone 16」発売時には「Apple Intelligence」が間に合わないと言われている。
まもなく登場する「iOS 18」のファーストリリースには間に合わないが、その後のアップデートで対応できるようになるので待てばいいだろう。
あとはiOSのメジャーバージョンアップ時にはかなりのバグがあるので、バグが落ち着いてからのアップデート推奨。
とは言ってもiOS17の様な致命的バグも直近で発生しているし、あまり信用しすぎるのもどうかとは思うが。
アーリーアダプターの方には人柱になるだろう。