市場調査会社CIRPは先日、米国で最新のiPhone 15シリーズの売れ行きが、同時期のiPhone 14シリーズを下回っているとの報告を発表した。
それに続き、新たに「AndroidユーザーがiPhoneに乗り換える比率が高くなっている」とのレポートを公開している。
最新のデータによると、2024年6月に新品のiPhoneを買った人々のうち元Androidユーザーの割合は、過去5年で最高の17%に跳ね上がったとのこと。
ただAppleにとっては最新のiPhone 15シリーズが売れない頭痛の種となっている模様。
Androidユーザーは安い価格でiOSを使えるデバイスに興味があり、最新かつ最高のiPhoneは必要ないからである。
これは一般のAndroidスマホユーザーの観点からするとコストが大事なので当然の結果だろう。
しかも大々的に発表した「Apple Intelligence」は「iPhone 16」の発売には間に合わない可能性大。
10月にリリース予定の「iOS 18.1」まで待つ必要がある。
更に言ってしまえば「Apple Intelligence」の利用には現在では販売不振の「iPhone 15 Pro」のみ。
そして恐らくだが、iPhone 16発売時の購入層は「アーリーアダプター」だけだろう。
私見を書くと私がAndroidスマホ(AQUOS sense8 SIMフリー版)からiPhoneに乗り換える可能性はゼロ。
理由は幾つかある。
まず現在順次搭載されているiPhoneの新機能はAndroidスマホでは既に何年も前から搭載されている。ハッキリ書くとiPhoneには欲しいと思わせてくれる機能が全くない。
更に言えば価格を無視しても、iPhoneの機能、デザイン、ブランドに全く興味が無い事である。
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