「定額減税で少しは懐が潤うか?」と考えている人は要注意。
定額減税はあくまで岸田政権のイメージ作り(恐らくは選挙対策)であり、6月に実施する必要があったから急遽決まったもの。
定額減税は直ぐに終了し、7月の給与明細を見て驚くことになるだろう。
岸田総理は昔から「八方美人」で有名であり、誰にでもいい顔をする。
国会内は勿論、ここ最近の外交での笑顔も単に素が出ているだけである。
こんな話を聞いたことがある。
岸田総理は「何かやってそうで、何もやっていない」と言う言葉。
現政権の早期解散をしないと、幾つもの増税案が待機しているとのことなので早期に政権交代させる必要がある。
ただ自民候補惨敗により、自民党の都合で「早期解散」は延期せざるを得なくなったようだが。
事実、6月の電気代は最大46.4%上昇する。
電気代は毎月の問題だから、定額減税の額など簡単に吹き飛ぶ。
森永さん曰く「何で『扶養親族申告書』を出さないといけないか。これ、対象じゃない人も、6月の住民税はゼロなんですよ。所得税も減税分を引っ張るんです。つまり、とりあえず金を渡すんです。減税対象じゃない人にも。その分は年末調整、あるいは来年3月の確定申告の時に徴収し直すんです。つまり金を渡して、後からもう1回引き上げる」と言う事らしい。
山里さんの言う事も全く持ってその通りでございます。
岸田さんはどうしても自分に『減税』というイメージを付けたいらしい。
岸田政権になって増税の嵐となったのに都合のいい事を考えるものである。
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