Microsoftが大型アップデートの強制を廃止



これまでユーザーの意思を無視して大型アップデート(24H2など)が強制インストールされてきた。

しかし、肝心の「Windows 11 24H2」のOSコア部分での不具合が多数あり、現在も解消されていない。

もうすぐ「25H2」が登場してくるにもかかわらずである。

どうやら、Microsoftの方針に変更があったようで、この強制アップデートが廃止となった模様。

KB5001716: Update for Windows Update Service components | Microsoft Support
https://support.microsoft.com/en-us/topic/kb5001716-update-for-windows-update-service-components-fb9dd3d3-d702-4f8a-af10-b9551cfa6e13


これは歓迎すべき事案です。

Microsoftにとって誤算だったのは、Windows 10が現在に於いても約半数程度のユーザーが利用を継続していると言う事実でしょうか。

この事実に幾つかMicrosoftの方針に影響が出ています。

ただサポートは18か月なので、セキュリティ対策には気を付けて自分のタイミングでアップデートしましょう。

個人的には「個人向けのUTM」を発売して欲しいと常々、思っています。

※関連情報
Microsoft が Windows 11 と Windows 10 への大型アップデートの強制インストールを廃止

Windows機能アップグレードの強制が廃止か

NVIDIA「DLSSで性能を水増し」基本性能は進歩していない



NVIDIAGPU分野で多大な影響力を持っており、近年ではAI向けのGPUの需要増加などが影響して時価総額1位の企業になるなど急速な成長を続けている。

しかし、PCゲーマーらはNVIDIAに対して多様な不満を抱えており、ウェブ開発者のセビン氏が公開した「NVIDIA is full of shit(NVIDIAはデタラメまみれ)」とうタイトルのブログ記事が大きな話題を呼んでいる。

NVIDIA is full of shit - Sebin's Blog
https://blog.sebin-nyshkim.net/posts/nvidia-is-full-of-shit/


GeForce RTX 5070の公式ページではGeForce RTX 4070と比べてゲーミング製の大幅な向上がアピールされている。

しかし「GeForce RTX 5070の性能」の多くは前世代モデルが対応していないAI技術「DLSS 4」を用いた際の性能を示しており、公平な比較とは言えない。

Cyberpunk 2077 | 4K DLSS 3.5 Comparison - YouTube | GeForce RTX 4090


DLSS 4 vs DLSS Off Comparison | Cyberpunk 2077 - YouTube | GeForce RTX 5090


NVIDIAは「DLSSを有効化することで、高画質ゲームを高フレームレートでプレイできる」とアピールしている。

上記の動画を見れば一目瞭然だが、DLSS無しでは「GeForce RTX 4090」と「GeForce RTX 5090」に基本性能の向上はない。

にも拘らず、価格は跳ね上がり、GeForce RTX 40シリーズでは設計変更によって電力が正しく供給されていない状態でもグラフィックボードが稼働するようになり、結果として融解問題を引き起こした。

これがGeForce RTX 50シリーズでも受け継がれている。

この件でユーザーは懲りたと思ったのだが、大金を出してまで「GeForce RTX 5090」を欲しがるのですから、物好き入るものですね。

更にレビュアーに対する要求が激しく、NVIDIAに有利な内容でなければレビュー用製品の提供を打ち切ると通知があった様子でNVIDIAに対する不満が燻っている。

これは独禁法に抵触するのではないかと思われる。

以前も書いたが、相変わらず殿様商売でAI(サーバー)に特化しすぎ。

その影響でコンシューマー向けのGeForce RTX 40,50シリーズはパフォーマンス重視で安全装置が外されているから、NVIDIA信者にしかお勧めは出来ない。

NVIDIAを選択すると言う事は、GPUの問題だけでなく、ソフトウェアであるドライバにも不具合や脆弱性が頻繁に起きているからである。

ハッキリ言ってしまえば、NVIDIAはコンシューマーユーザー軽視だと思う。

AMDのシニアマーケティングディレクターは自社の設計がNVIDIAよりも安全であることをX(旧Twitter)でアピールしている。


勿論、何を購入するかは個人の自由である。

だが敢えて言わせてもらおう。

皆でAMD Radeon RX 90シリーズへ乗り換えよう。

AMD Radeon RX 90シリーズは、NVIDIAGeForce RTX 40,50シリーズよりも遥かにコスパに優れ、安全面もしっかりと考慮されているので、安心して利用できるのは恩恵が大きい。

※関連情報
NVIDIAのグラボが高すぎる割に性能や品質が低いとして「NVIDIAはデタラメまみれ」と題したブログ記事が話題に、「DLSSで性能を水増し」「レビュワーに多大な要求」などなど

Sapphireのグラフィックスカード「NITRO+ RX 9070 XT」を購入して,散財の神Lisa Suと「12V-2×6」地獄の入口で握手した

「SAPPHIRE NITRO+ Radeon RX 9070 XT」が届いた!

転売され続ける「薬屋のひとりごと」お薬手帳


2025年7月7日現在のメルカリ転売状況

お薬手帳は、病院で薬を処方されれば薬局で無料でもらえる。

製作委員会は今回のコラボについて「お薬手帳の重要性の訴求が目的」で「単なる配布や販売は行わない」としている。

この「お薬手帳の重要性の訴求が目的」については激しく同意。

マイナ保険証の場合、各種病院で診察を受ける際に閲覧できる処方薬の情報は、システムの都合上、最新でも一か月前となるからである。

つまり私のように一か月以内に複数の通院がある場合、マイナ保険証では全く役に立たない。

だからこそ「お薬手帳の重要性」は嫌と言うほど知っている。

どこに行くにしても必ず「お薬手帳」は持参している。

そもそもシステムに情報漏洩の危険性や安全性に疑問があったからこそ、マイナ保険証の連係解除を2024年10月28日に行った


コラボお薬手帖のデザイン

そもそも「薬屋のひとりごと」自体の人気が高いからグッズとしてほしがる人が大勢いる。

そして10冊まとめての転売など、明らかに薬局からの横流し、または当人による転売が2025年7月現在でも続いているのである。


確かに「薬屋のひとりごと」と「お薬手帳」のコラボは相性が良いと思う。

グッズとしてのコレクターズアイテムとしても優秀だと感じる。

しかも日本薬剤師会が「単なる配布や販売は行わない」としているから、転売が横行するのである。

日本薬剤師会が転売対策もしないで人気アニメとコラボして配布するから、転売されるのは必然であったと考える。

冒頭の画像は「メルカリ」のものだが、他のフリマサイトでも同様に転売されている。

「単なる配布」は厳禁だが、一般販売を行えば、転売品に手を出す人も減少すると思う。

日本薬剤師会は転売を防ぐためにも一般販売をすべきである。

ん? 何か違うな・・・。

そうか、任天堂の法務部門は怖いから「Nintendo Switch 2」を出品禁止にしたけど、日本薬剤師会は「大してことが無い」と舐められているのか。

つまり需要が高い分、手数料で稼げるから、良いカモだと思われていると言う訳だ。

だから、各プラットフォームでは違反申告しても何のアクションも取らないのか。

因みに私は増刷されてからようやく薬局から入手出来た。

日本薬剤師会の指定通りに薬局のスタンプが押された「薬屋のひとりごと」のお薬手帳を現在利用している。

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